0001ばーど ★
2018/07/26(木) 13:39:55.65ID:CAP_USER9https://www.sankei.com/images/news/180726/afr1807260025-p1.jpg
オウム真理教元幹部の死刑囚全員の執行が終わったことを受け、「地下鉄サリン事件被害者の会」代表世話人の高橋シズヱさん(71)は26日、東京・霞が関の司法記者クラブで会見を開き、「13人の死刑が執行されても、被害はまだ続いている」と訴えた。
報道や法務省からの連絡で執行を知ったという高橋さん。ある遺族に電話すると、「やっと娘の敵が討てました」との言葉が返ってきたという。会見では、「刑事司法としては終わったことになるかもしれないが、後遺症を抱えている人、事件に触れられない遺族もいる。すごくつらい」と、被害者らの思いを代弁した。
また、営団地下鉄(現・東京メトロ)霞ケ関駅助役だった夫の一正さん=当時(50)=が犠牲になった地下鉄サリン事件を挙げて「教団の恐ろしさは日本だけでなく、世界中が感じたこと」と改めて強調。現在の社会の課題については、「被害者の支援の必要性が叫ばれているのに、まだ十分ではない」とした。
被害者や遺族を支援する「オウム真理教犯罪被害者支援機構」副理事長の中村裕二弁護士は「前例のない執行が行われた。教団が凶悪犯罪を引き起こした原因がどこにあるのか、国民一人一人が改めて考えないといけない」と力を込めた。
2018.7.26 13:25
産経ニュース
http://www.sankei.com/affairs/news/180726/afr1807260025-n1.html