2018年7月27日 15時16分

環境汚染対策としてプラスチックごみを減らす動きが広がる中、アメリカの娯楽大手ウォルト・ディズニーは、来年中に世界各地で運営するテーマパークなどで、使い捨てのプラスチック製ストローの使用を全面的に廃止することを決めました。

ウォルト・ディズニーは26日、アメリカはじめフランスや中国で運営するテーマパークなどで、使い捨てのプラスチック製のストローやマドラーの使用を、来年中に全面的に廃止すると発表しました。
ウォルト・ディズニーによりますと、これによって年間で1億8000万本以上のストローやマドラーを削減できるとしています。

また、数年以内にテーマパークにあるホテルの客室のプラスチック製の備品を再利用できるものに切り替えるほか、買い物袋の提供も減らしていくということです。

海に投棄されたプラスチックごみによる環境汚染が問題になる中、アメリカでは大手コーヒーチェーンや航空会社でも使い捨てのプラスチック製のストローの提供を廃止するなど、見直しの動きが広がっています。

一方、千葉県浦安市にある東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドでも今後、プラスチック製品を削減する方向で検討するとしています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180727/k10011551711000.html