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豪雨で橋流された高知自動車道 完全復旧まで1年以上の見通し
2018年8月1日 22時12分豪雨 被害

西日本豪雨の影響で橋が流された高知自動車道は、完全な復旧にはこれから1年以上かかるという見通しが明らかになりました。

先月の記録的な豪雨の影響で高知自動車道は道路脇の斜面が崩れ、高知県大豊町にある上り線の「立川橋」が橋脚だけを残して土砂に流されました。

この影響で現在も愛媛県の新宮インターチェンジと大豊インターチェンジの間のおよそ8キロの区間ではこれまで下り線として利用されていた2車線を使って対面通行が行われています。

ネクスコ西日本四国支社の後藤貞洋支社長は1日の記者会見で高知自動車道の完全な復旧には橋を架け直すのに時間がかかることなどから少なくとも1年以上かかるという見通しを明らかにしました。

また近く、学識経験者を含めた委員会を立ち上げ、崩落したのり面や残った橋脚の安全性を調べたうえで、復旧の具体的な方法を検討することにしています。

後藤支社長は「高知自動車道の重要性は実感している。一日でも早く復旧できるようにしたい」と話しています。

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