8/2(木) 11:16配信
Web東奥

 高さ12センチ以下のかわいらしいミニこけし展「ポケットこけしパークへようこそ!」がこのほど、青森県黒石市の津軽こけし館で始まり、「こけし女子(こけ女)」と呼ばれる県内外の愛好者や、観光客らでにぎわっている。26日まで。無料。

 東日本大震災で被災したこけし工人らを支援しようと2011年に始まり、8回目。津軽系、南部系、鳴子系、遠刈田系、土湯系など東北各地の伝統こけし工人約110人が、計3千点余りを出品している。

 こけし3体が入浴しているデザインや、カップアイス形、幽霊こけし、海水浴スタイル、スイカをかぶったものなど、遊び心あふれる作品がずらり。津軽系も、ベテランのほか、30代の若手工人たちの独創的な作品が並んでいる。

 友人の「こけ女」に誘われ、初めて訪れた弘前市の喜多尾智子さん(42)は「想像していたのと違って、雑貨っぽくてかわいい。どれか一つほしいなと思っています」と話し、熱心に見ていた。

 期間中は、関連展示や絵付け体験などさまざまな併催企画(一部有料)もある。問い合わせは津軽こけし館(ホームページhttp://tsugarukokeshi.com/)へ。

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