夜の政治スレ

「生産性ない」発言に批判広がる 障害者団体などが抗議組織
2018年8月3日 18時12分
NHK

自民党の杉田水脈衆議院議員が、月刊誌で性的マイノリティーの人たちについて、「『生産性』がない」などという考えを示したことを受け、障害のある人や難病患者を支援する団体が、『生産性』で人の価値をはかる考えが広がるおそれがあるとして、横断的な組織を立ち上げ、抗議の意思を示していくことになりました。

自民党の杉田議員は、先月、月刊誌で性的マイノリティーの人たちについて、「子どもを作らない、つまり『生産性』がない。そこに税金を投入することがいいのか」などという考えを示しました。

これを受け、障害のある当事者らの団体や難病患者の支援団体が、障害や難病によって出産や働くことが難しい人たちもいる中、性的マイノリティーの人だけの問題ではないとして、横断的な組織を立ち上げることになりました。

事務局を務める難病のALS=筋萎縮性側索硬化症などの患者の支援団体のもとには、当事者から「病気で子どもを産めない自分の価値を否定されているようだ」といった声が多く寄せられているということです。

この団体の職員で、筋肉の難病を発症した40代の女性は「『生産性』という言葉はいろいろな人を傷つけていて、怒りを通り越して悲しい気持ちです」と話していました。

団体の事務局長を務める川口有美子さんは「『生産性』で判断する主張は、障害者殺傷事件を起こした被告の考え方と根っこでは同じではないかと感じます。多様性を認める社会になるよう声を上げていきたい」と話していました。

新たな組織は、来週、会見を開いて抗議の声明を発表することにしています。


NHKの特設サイトにも投稿相次ぐ

19人が殺害された障害者殺傷事件のNHKの特設サイトには、障害のある当事者などからも『生産性』で人を区別する考えを批判する投稿が相次いでいます。

人を生産性で区別する考えをめぐっては、19人が殺害された障害者殺傷事件の被告が、生産能力のない重度の障害者は生きている価値がないという趣旨の発言を繰り返しています。

今回、杉田議員はLGBTの人たちについて言及していますが、こうした考えについては、障害のある当事者やその家族からも反発の声が上がっていて、障害者殺傷事件のNHKの特設サイト「19のいのち」にも批判する投稿が相次いでいます。

重い知的障害のある娘がいる千葉県の40代の母親は「自分の考える基準がすべて正しく、その枠組みからはみ出た人は切り捨てるべきとの考えはごう慢で危険だと思う。『生産性』うんぬんを言う人は自分自身の価値をどれほど高く見積もっているのだろう」と批判しています。

東京都の障害のある50代の女性は「健常者で、子どもを作る、生むことができる人がすぐれた人間なのか。私も障害者ですが、19の命が奪われてから社会は私もいらないと思っているという考えにとらわれて苦しんでいます」と疑問の声を寄せています。

また、長野県の30代の会社員の男性は「政治家に限らず世の中の多数がマイノリティーに対する偏見が根強いと思う。一人一人が当事者意識を持たなくてはならない」としています。
性的マイノリティー支援団体は
レズビアンで子どもが欲しい性的マイノリティーの人たちの支援などを行っている団体「こどまっぷ」の長村さと子代表理事は「そもそも生産性で人間を語ることは間違っている。生産性のあるなし、国に利益をもたらすかどうかで税金を投じるかどうかを決めるのはおかしいことだと思います」と話しています。

団体は8年前から子どもが欲しいと考える性的マイノリティーの人たちの交流会を開いていて、参加者はこれまでに400人を超えています。

長村さんはパートナーの女性との間で子どもを育てたいと考えていて、「私たちのように子どもが欲しいと思っていたり、すでに実際に子育てしている同性カップルもいます。今回の発言は、そういう人たちの存在が無視されているし、その言葉がどういう風に人を傷つけるのか想像できないのでしょうか。疑問や怒りや悲しみの気持ちが湧いてきます」と話しています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180803/k10011562511000.html?utm_int=news_contents_news-main_002


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