●月面    :昼の温度130℃。夜の温度−150℃
●宇宙服  :運用温度 : セ氏-179度〜+154度(華氏-290度〜+310度)

ttp://www.chibalab.com/news_otoshiana/documents/20040125.htm
月面写真に使用されたフィルムはコダック社のエクタクローム160

●カメラに関して、
 フィルムマガジンの交換及び、フォーカス・露光・シャッタースピードなどを
 宇宙服上から全てマニュアル操作しなければならず、
 かつ宇宙服胸部にSETされファインダーさえも見ることが出来ない状態であり、
 加えて撮影時に太陽光が差し込めばネガごと全部おしゃかになるような状況で
 ど〜やって彼らは大量の鮮明な写真を写す事が出来たのか?

●フィルムを納入したコダック社によると、
 通常一般販売用のものと性能的になんら変わらないものであったと正式な発表がなされている。
 温度及び宇宙線被爆にフィルムが耐えれない環境なのに
 なぜ鮮明な写真が大量に写されているのか?

カメラ「ハッセルブラッド500」には、
極端な高熱や冷気を遮断するような特別の機能がなかった。
普通のフィルムであれば、93℃の高熱に数分間さらされれば感光乳剤が軟化し、
マイナス118℃の冷気に当たるともろくなる。
LM(月着陸船)の陰と作業を行う日当たりを飛行士が移動すれば、
カメラも極端な高温と低音の間を行き来することになる。

イーストマン・コダック社のような企業が
世界に向けて声高に功績を宣伝しないことのほうが、むしろ驚きである。
極端な高温に耐え、X線の影響にも強く、
しかも露出のラチチュードが極めて広いフィルムが市場に出回らなかったのは、本当に驚くべきことなのだ。
もしコダック社が、
このような製品を世に出していたなら、プロの間で爆発的に売れていたことは
まちがいない話なのにである(笑)