◆ペルセウス座流星群、12日夜に1時間で40個

3大流星群の一つで、夏の夜空を彩る「ペルセウス座流星群」が12日夜から13日早朝にかけて見頃を迎える。
国立天文台によると、天気が良ければ、最も多い時で1時間あたり約40個の流星を観察できるという。

流星は12日午後9時過ぎから見えやすくなる。
流星が現れる起点となる「放射点」は北東の空にあり、日本で見える流星の数は、13日の夜明け前に最も多くなる。
11日や13日の夜も、1時間あたり約20個の流星を観察できるという。

国立天文台の縣あがた秀彦・普及室長は「今年は月明かりの影響がほとんどないため観察しやすい。
流星はどの方角にも現れるため、空を広く見渡すのがポイント」と話している。
国立天文台では、インターネットを通じて流星の見えた数などを報告してもらう企画を行う。

読売新聞 2018年08月09日 21時51分
https://www.yomiuri.co.jp/science/20180809-OYT1T50068.html