>>585
 栄養満点だからね。 血吸い蝙蝠なんてのも居る。正確には血をなめるんだけど。
そして巣に戻ったとき仲間と分け合うんだと。 そうするといざエサ不足になったとき仲間から分けてもらえる確率増えるんだとか。

 あとアメリカの歴史とも蚊は関わり深くて、インディアンは焼畑農業やってたんだけど、知っての通り大虐殺されてしまった。
焼き畑農業は無くなり、ほんのちょっとだが夏が寒冷化した。すると南方に生息していた蚊が北上。そして伝染病が蔓延して白人が
ばたばたと死ぬ事に。 おかげでアメリカが独立しようとしたときヨーロッパからやってきた兵隊がパタパタ死んで無事独立成功。
しかし働き手が足りないので、最初から熱い所で生きてて耐性のある人間を連れてくることに。
 そう、それがアフリカの黒人奴隷。 なんとも酷い輸送方法だったらしいが、さらに悲惨を極めたのが実は白人の船員だったとか。
奴隷は売れば金になるが船員は売り物ではない。そして補充の方法は国家公認の『誘拐』なのでそりゃ待遇は劣悪を極め、死亡率は
奴隷より高かったとか。 そしてこんな酷い奴隷を使った貿易によって巨万の富を得た連中が産業革命を起こし、そしてそこで生まれた
技術が進化して今の技術、今の暮らしがあったりする。