311が起きた際に世界各国の元首クラスの人から見舞いの言葉が届きました。
その中で不思議で気になったのがローマ法王の言葉でした。

話しの前後は忘れましたが、次の一文ははっきり覚えています。
「悲しいことですが、これで日本は貧しくなる」と。

原発事故が起きた国は三つあります。
アメリカスリーマイルズ島。ソ連、チェルノブイリ。そして日本の福島です。

もっとも進んでいた先進国の三国で、原発事故が起きました。
他の国でも小さな原発事故は起きていますが、
大きなものは以上の三つ。それも大国ばかり。

確かにソ連はチェルノブイリで潰れ、
アメリカもスリーマイルズ島の事故あたりから急に貧しくなった印象があります。そして日本ですが、
あれから7年、見事に貧しい国になりました。
子供の15パーセントが貧困で食べるものに苦労しているなど、
あの日本が、、、と思わざるを得ません。

しかしなぜローマ法王はそのように予想できたのでしょう。
原発事故の処理で莫大なお金が消えていくことがわかったのだと思います。

莫大なお金が消えることで、
日本はいくら働いてもいくら稼いでもすべてが消えていく運命。
そうした国の運営に切り替わったわけです。
いくら金をかけても何も生まない構造。未来のない日本人。