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2018年8月14日 / 00:40 / 27分前更新
米FBI、トランプ氏批判で物議の捜査官を解雇
[ワシントン 13日 ロイター] - トランプ米大統領批判を巡り共和党から非難の声が上がっていた米連邦捜査局(FBI)のピーター・ストローク捜査官が、10日付で解雇された。同氏の弁護士が13日明らかにした。

ストローク氏を巡っては、2016年の米大統領選中に共和党候補だったトランプ大統領を批判するテキストメッセージを送っていたとして、激しい批判を浴びいていた。

同氏は、ヒラリー・クリントン氏の国務長官時代の私用メール問題を巡る捜査に深く関わっていた。モラー特別検察官が主導するロシア疑惑に関する捜査にも関わっていたが、トランプ氏批判のメッセージが明るみに出た後、捜査から外されていた。

トランプ大統領はツイッターへの投稿で「ストローク捜査官がようやく解雇された」とし、「FBIと司法省の悪人リストは長くなる一方だ」とコメントした。

トランプ大統領就任以降、FBIから解雇された高官はジェイムズ・コミー前FBI長官、アンドリュー・マケイブ元副長官に次いで今回で3人目。コミー、マケイブ両氏は、モラー特別検察官による捜査の重要証人であることが解雇の理由と主張している。