2018.8.14 8:00
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ライフジャケットを装着したカマイルカの赤ちゃん

「アドベンチャーワールド」(和歌山県白浜町)で8月8日に生まれたカマイルカの赤ちゃん。生まれたばかりで泳ぎが不安定なため、ライフジャケットを装着してスタッフがサポートしている。

赤ちゃんは元気だが、母親が育児行動にいたらないことから、人工保育用プールで人工乳を与えられているという。生まれたのはオスで体長約100センチ、体重約10キロ。一般公開時期は未定だ。

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カマイルカの赤ちゃんはオスで、体長約100センチ、体重約10キロ

鯨類の繁殖は、正常に出産した場合でも授乳不良などにより、順調に育たない場合も多く、非常にむずかしいとされていることから、同施設では積極的に取り組み、出生後の育成にも力を入れてきた。今回のカマイルカの繁殖については、2017年6月より、オスとメスを同居させ、行動を観察し、ホルモン値の計測を継続的におこない、出産にいたったという努力がある。「元気な赤ちゃんが順調に育つようにサポートしてまいります」と広報課はコメントしている。