近鉄
ホームに沈む可動柵 新型、数年内導入
毎日新聞2018年8月19日 大阪朝刊
https://mainichi.jp/articles/20180819/ddn/008/020/022000c

近畿日本鉄道は、電車が到着すると柵が下がる新型の可動式ホーム柵の開発を進めている。動力部をホームの下に置くため、左右方向にスライドして開閉する一般的なホームドアを設ける空間がない駅でも設置しやすい。数年内に実証試験に着手し、導入を目指す。

ホームの端に沿って複数に分割して設置した柵が同時に上下し、乗降時にはホームと同じ高さまで下がる。柵の厚さや材質は検討中だが、車両との隙間(すきま)が狭い場所はホーム側を削る。センサーなどで乗降客の安全に配慮す

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近鉄の新型ホーム柵のイメージ
https://cdn.mainichi.jp/vol1/2018/08/19/20180819oog00m010052000p/9.jpg