テロなどに使われることもある殺傷力の高い爆発物を製造したなどとして逮捕された名古屋市の19歳の大学生のパソコンを警察が調べたところ、爆発物に関するサイトなどをたびたび閲覧していた履歴が残されていたことが捜査関係者への取材でわかりました。警察はネットを通じて製造の知識を集めていた疑いがあると見て調べています。

名古屋市の19歳の男子大学生は、高校生だったおととし、テロなどに使われることもある爆発物の「過酸化アセトン」を自宅で製造したうえ、ことし3月、一部を自宅近くの公園に持ち込んだなどとして、爆発物取締罰則違反などの疑いで逮捕され、21日、検察庁に送られました。

警察によりますと「爆弾に興味があり、作って威力を確かめたかった」と供述しているということです。

捜査関係者によりますと、大学生の自宅から押収したパソコンを解析したところ、爆発物に関するサイトなどをたびたび閲覧していたことを示す履歴のデータが残されていたということです。

また、自分で製造した爆発物だとして撮影した映像を、動画サイトに投稿していたこともわかったいうことです。

警察は、ネットを通じて、爆発物の製造に必要な知識を集めていた疑いがあると見て調べています。

公園で故意に爆発させたか
今回の逮捕容疑にもなっている、大学生がことし3月に爆発物を持ち込んだとされる名古屋市内の公園では、その日の夜に爆音がして付近の住民が外に飛び出すなど、一時騒然としたということです。

警察は大学生が故意に過酸化アセトンを爆発させた疑いがあると見ています。

近くに住む女性は「ガス爆発のような聞いたことのない大きな音がしたので外に出ると近所の人たちも集まって来た」と話していました。

幼い子どもがいる別の女性は「子どもが公園に遊びに来る機会も多いので『怖い』という話を近所の人たちとしました」と話していました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180821/k10011584801000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_020
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