2018年8月23日 20時18分
 23日午前10時45分頃、福島県二本松市立油井小学校で体育の授業中、小学2年の男児(7)がプールの底に沈んでいるのが見つかり、病院に搬送された。意識は戻っていないが、市教育委員会によると、命に別条はないという。

 同校によると、授業には2年生57人が参加。25メートルプールでビート板につかまってバタ足で泳ぐ練習をしていた。教諭2人がそれぞれプール内の5メートル、20メートル地点に立って安全確認を行っていた。男児は20メートル地点を通過するまでは無事だったが、近くにいた教諭1人が一時目を離してプールサイドに上がった際、水深約80センチのゴール付近で男児が沈んでいるのを他の児童が見つけた。

 男児の身長は約1メートル20。泳ぎは得意だったといい、市教委などで事故原因を調べている。高橋健一校長(56)は「目を離した隙にこのような事故が起き、申し訳ない」と話している。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20180823-OYT1T50121.html