先月、大津市内の中学校で、部活動中に顧問の教諭が、男子生徒に校舎の周りを80周走るよう指示し熱中症で生徒が救急搬送された問題で、
大津市教育委員会は24日、教諭の行為が「体罰」であることを認定しました。

この問題では、先月12日、大津市の南郷中学校で、ソフトテニス部の顧問を務める30代の男性教諭が、
練習で失敗をしたことを理由に、中学2年の男子生徒に「校舎の周りを80周走るよう」指示しました。

男子生徒は、途中で倒れて病院に救急搬送され、熱中症と診断されました。

24日、開かれた大津市教育委員会の教育長と委員らによる協議の場で、この男性教諭の行為について、
「合理的な理由がなく懲罰を課した」「過度に精神的な負担・肉体的苦痛を与えた」などとして教育委員会として、体罰であることを認定しました。

また、同じ南郷中学校では、今年6月、掃除をしなかった中学1年の男子生徒に対し、
20代男性の担任教諭が生徒の首元をつかむなどの事案があり、これも、体罰であると認定されました。

大津市教育委員会では再発防止策として、専門家などによる検証会議を開催していて、今月28日に報告書がまとめられる予定となっています。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180824-00010001-bbcbiwakov-l25
8/24(金) 20:07配信