京都府八幡市は24日、同市欽明台の美濃山コミュニティセンターで今年5月23日、市民が請求した印鑑登録証明書を別の市民に誤って交付したと発表した。悪用被害の報告はないという。市は損害賠償として新たな印鑑作成費8万4240円を専決処分で市民に支払った。

 市によると、同センターで市民2人から続けて住民票謄本と印鑑登録証明書の交付申請を受けた。市職員は市役所市民課からデータ受信した書類2通の内容を確認せず、住民票謄本を求めた市民にまとめて渡した。職員は後で印鑑登録証明書がないことに気付き、確認しないまま市民課にデータ再送信を求め、本来の市民に渡した。別の市民が住民票謄本を提出した会社から市に連絡があり、ミスが発覚した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180824-00000045-kyt-l26