菰野町で西洋のからくり人形展

http://www3.nhk.or.jp/lnews/tsu/20180826/3070000140.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

手作りの歯車などを組み合わせてユニークな動きをする西洋のからくり人形を集めた展示会が、
三重県菰野町の美術館で開かれています。

この展示会は「オートマタ」と呼ばれる西洋のからくり人形の世界を知ってもらおうと、
菰野町にあるパラミタミュージアムが開きました。
会場には、イギリスを中心とした西洋の有名な作家の作品約140点が展示されています。

このうちイギリスのマット・スミスの作品「オンボロ自転車レース」は
自転車に乗る骸骨が追いかけてくる犬から逃げる動きをからくりで表現していて、
骸骨が後ろを振り返る精巧な動きも見られます。
また「山羊とオルガン」という作品は、2匹のヤギがオルガンを弾くと
歯車がふいごを動かして音も出る仕掛けになっていて、楽しい動きと音を同時に楽しむことができます。

からくり人形は直接触れることはできませんが、ケースに設置されたボタンを押すと
からくりが動き出すようになっていて、訪れた子どもたちなどがボタンを押してはからくりの動きを楽しんでいました。

桑名市から訪れた小学校6年生の男子児童は
「からくり人形は複雑な動きがおもしろかった」と話していました。

展示会は9月30日まで菰野町のパラミタミュージアムで開かれています。

08/26 19:03