なんで世の中の人や、ニュースは、厚生年金の最低極まりない計算手法に注目もしなければ文句も言わないのか

政府は、将来も所得代替率は50%以上を維持すると宣言してる
これは現役時代の平均給料の半分以上は必ずもらえますよと言ってるわけだが、
この所得代替率の計算手法が本当詐欺レベルだ

所得代替率は、将来の年金受給額÷現役時代の平均給料で計算されるが、
分子である『年金受給額は、税金や社会保険料が引かれる前の 【額面】 』なのに対し、
分母である『現役時代の平均給料は、税金や社会保険料が引かれた後の 【手取り】 』になっている

これはどう見たって、年金は額面にして金額を大きくし、現役時代の給料は手取りにして金額を小さくすることで、
所得代替率を作為的に大きくしてる ようにしか見えない

今現在、所得代替率は60%以上だが、分母分子を額面ないし手取りで統一して計算しなおすと、既に50%代になってる
そして、こんなインチキまがいの計算をしてるのは、OECD諸国で日本だけ
国会答弁でもこれはきちんと明言されてる

今はこんな↓記事しか見当たらないが、もっと大々的に報じていいはず
厚労省の年金計算式のカラクリ 「所得代替率」公約の虚像
https://www.news-postseven.com/archives/20161101_461618.html