https://jp.reuters.com/article/us-ru-sy-chemical-0828-idJPKCN1LD1YT

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2018年8月28日 / 18:06 / 31分前更新
米ロ、シリア化学兵器巡り協議=米国防長官
[ワシントン 28日 ロイター] - マティス米国防長官は28日、米国がこのほどロシアとシリアの化学兵器について協議したことを明らかにした。報道によると、シリアでは化学兵器が反体制派が支配する地域に運び込まれている。

マティス長官は記者団に対し「米政権はこれまでに化学兵器の使用を巡り2回行動を起こした」とし、「国務省は化学兵器の使用を防止するために、ロシアと積極的に連絡を取っている。こうした連携は現在も続いている」と述べた。

マティス長官はこのほか、イエメン内戦を巡り、暫定政権を支援するサウジアラビア主導の連合軍に対する支援を米国が常に見直していると明らかにした。ただ「米国は悲劇の拡大を防ぐことを目的としている」と述べるにとどめ、具体的には明らかにしなかった。