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2018/08/30(木) 01:25:12.41ID:CAP_USER9鳥羽市浦村町の市立海の博物館で、日本人の暮らしと密接に関わる海の生きもの「タコ」を通して、人と海とのつながりを考える特別展「こまったときのタコだのみ〜まちを元気に、タコに願いを〜」が開かれている。
西洋ではタコは「悪魔の魚」と呼ばれ嫌われているが、日本では古くから食べられてきた。鳥羽市もタコ漁が盛んで、神島と渥美半島間の伊良湖水道に生息するタコは、海流にもまれて身が締まり「おいしい」と評判だ。
タコ薬師やタコ地蔵として信仰を集める。英語のオクトパスに引っ掛けて「置くとパス」する受験の願掛けや、「ひっぱりダコ」から連想する商売繁盛など、地域振興にも活用される。
特別展は「タコへの信仰と伝承」「タコの捕り方いろいろ」「タコ食と地域振興」の3部門に分けて約200点を展示した。
信仰と伝承は、兵庫県明石市から借り受けた合格祈願の「たこ神社」や、絵馬、祭具、古文書などを使って解説。捕り方では、タコ漁の歴史や海女とタコの浮世絵、日本最古とされる弥生時代のタコつぼなどを並べた。タコ食では、各地のタコを使った郷土料理の他、まちづくりに奮闘するタコのキャラクターや、タコをデザインしたマンホールのふたなどを紹介している。
博物館学芸員の縣拓也さん(38)は「タコは、不思議な姿から恐れられながらも、信仰と関心を集め続ける、ミステリアスな海の生き物だ。人と海との密接なつながりを感じとってほしい」と話している。11月25日まで。【林一茂】
毎日新聞 2018年8月29日
https://mainichi.jp/articles/20180829/ddl/k24/040/239000c?inb=ra
タコと日本人の関わりをテーマにした企画展 三重・鳥羽市の博物館
https://hicbc.com/news/detail.asp?id=00047CBC