燃料電池トラックを造るのは、東風汽車グループの東風特別車両。
全長6.4メートル、積載重量3.2トン、航続距離は330キロメートル。
この数字からもわかるように、トヨタが先頃ゼンイレブンに投入したFCトラックとおなじく、
長距離輸送よりは主に都市内での商品配送に使用されることを想定している。

心臓部分の燃料電池システムには、カナダの名門企業バラード社の技術が導入され
実際に製造するのは上海再火技術有限公司で、2018年2月にバラード社との間でライセンス契約を締結した。

すでに500台分のナンバープレートは上海市から交付済みで、2018年末までにはすべての車両が現場に配備される