全日空で機内の迷惑行為が年間およそ300件にのぼることが、FNNの取材で初めてわかった。

関係者によると、全日空の機内で、2017年度に起きた迷惑行為はおよそ300件で、1,000便に1件弱の頻度で発生していることが、初めてわかった。
大半は、電子機器の電源が切れず、電波遮断容器を使用したケースだが、ごくまれに暴力行為も発生している。
国交省によると、迷惑行為の総数は減少しているものの、国際線の増加にともない、外国人による飲酒でのトラブルが微増している。
2017年5月には、アメリカ人の乗客が、別の乗客に殴りかかるなどして現行犯逮捕されたほか、
8月も、アメリカ人の乗客が、寝ていた男性に放尿して逮捕されていて、いずれの乗客も飲酒していた。

航空評論家・井上伸一氏は「注意を促す多言語の文章などを用意して、必要な場面で使用していく。
直近の事例を検証しながら、対応策を常にブラッシュアップして、現場にフィードバックしていく」と話した。

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2018年8月30日 午後0:01 FNN PRIME
https://www.fnn.jp/posts/00399796CX