8/31(金) 5:10配信
北海道新聞

札幌市とボーダー「いたちごっこ」

 札幌・大通公園でのスケートボード禁止を巡り、札幌市とスケートボーダーの間で攻防が続いている。市は巡回を行って注意を呼び掛けるが、巡回終了後にはボーダーが戻るいたちごっこの状態だ。市は「条例で禁止している違反行為」との立場で、ボーダーは「仲間が集まって遊べる場所はここだけ」と訴える。専門家は「条例で規制するだけでは意味がない」と指摘する。

 7月以降、夜8時を過ぎると大通公園3〜4丁目では複数の男性がスケートボードで遊んでいる。「ゴー」と、車輪の音を響かせながら噴水の周囲を回るのは10人前後。15年前から楽しんでいるという市内在住の30代男性は「地面が平らで環境がいい。交通の便も良く、仲間が集まりやすい最適の場所」と話す。

 大通公園でのスケートボードやローラースケートは2002年に市都市公園条例で禁止された。違反すれば5万円以下の罰金が科される。自転車の乗り入れも禁止され、20分ごとにアナウンスが流れている。取材中、放送が聞こえると男性は「空耳かな」ととぼけ、「禁止は知っているけど、人と接触しないように気をつけている」と弁明した。

 「道路でも歩道でもできない。どこでやったらいいのか」と話すのは市内在住の38歳の男性会社員。「スノーボードだって最初は危険だと非難されていたが、市民権を得た今はスキー場で堂々と遊べているのに」と不満を訴えた。スケートボードは20年の東京五輪の追加種目にも決まっている。

 市みどりの管理課によると、スケートボードに関する苦情は年10件ほど。過去には通行人と接触し、けがをさせた例もあり、16年からは8〜9月に市が委託した警備会社が巡回を行っている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180831-00010000-doshin-hok

★1:2018/08/31(金) 07:34:39.85

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