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海上保安庁のドローン 灯台点検中に落下し不明 静岡
2018年8月31日 20時10分

静岡県の伊豆半島で、人が近づきにくい灯台を点検するために海上保安庁が飛ばしていたドローンが山林に落下し、所在がわからなくなりました。

海上保安庁によりますと、今月21日、静岡県南伊豆町の海岸にある波勝岬灯台や灯台までの巡回路をドローンを飛ばして点検していたところ、突然、操縦不能になり、灯台の北東およそ800mの山林に落下したということです。

このドローンは重さが1.4キロありますが、現場の山林は住宅地から離れていて、落下直前までの映像にも人にぶつかった様子はなかったということです。

海上保安庁は、人が近づきにくい灯台などの状況を効率的に確認するため今年度から4台のドローンを導入して実験を進めていて、落下したのはそのうちの1台でした。

ドローンの直前のGPSの情報などをもとに職員が付近を捜しましたが、これまでのところ機体は見つかっていません。

海上保安庁は、ドローンを見つけた場合は連絡してほしいと呼びかけていて、今後、落下の原因を詳しく調べることにしています。

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