>>9
破綻はそれほど問題ない。
問題はそこではなくて、
低い貯蓄率と貨幣制度の脆弱性。

日本人とは逆にすぐ借金をし、
一方で貯蓄はほとんどしないか、
しても海外の金融機関にする。
銀行に預けるという習慣がない。

これが中南米全般に言えると言われている。

もう一つ、ラテンアメリカの特徴としては、
地下経済が非常に大きいということ。
コロンビアのように、GDPにコカイン取引が含まれている国まである。

そういう根本を正さないと立ち直れないと思う。
本来の古典派寄りの経済学は、そういう所を分析すべきだが、
相変わらずの市場一辺倒だから、
どんな改革も政権の不安定化しか齎さない。