https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180902-00000003-jij-soci

米動画配信大手「ネットフリックス」が配信している東京電力福島第1原発事故の被災地を取材した番組で、
風評被害を助長する表現や不適切な撮影があるとして、福島県と復興庁が対応を検討していることが1日、
関係者への取材で分かった。

番組では外国人向けの被災地ツアーに参加した記者が、出された食事に「被ばく食材かも」とコメントしたり、
無許可で帰還困難区域に侵入したりする様子が映し出されている。

問題が指摘されているのは、ニュージーランド出身の記者が世界の悲劇の地などを巡るドキュメンタリー番組
「ダークツーリスト」。カザフスタンの核実験場跡や、メキシコから米国への密入国体験などを取り上げている。

福島を取材した回では、同記者を含む外国人のツアー参加者が、同県富岡町や浪江町など原発事故の被災地を巡った。
番組では記者が、原則立ち入り禁止の帰還困難区域に無許可で侵入し、廃虚となったゲームセンター内を撮影。
浪江町の食堂では、出された食事に対し「被ばく食材かもしれない」とコメントしている。

ツアー参加者が放射線におびえる姿も繰り返し登場し、バス移動中に線量計の数値が上昇を続けると「もう十分だ」
との声が上がり、ツアーは中断された。帰還困難区域などを車で通過する際には一時的に線量が高くなることがあるが、
番組では移動していた場所は明示されていない。

番組はインターネットで話題となり、別の海外メディアも取り上げた。こうした事態を受け県は、復興庁にも情報提供し、
連携して対応することを決めた。県幹部は「番組内容などを分析中だ」と話した。 


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