日本人は山川草木すべてに神が宿ると認識している。
この意識は、別に神道者に限ったわけではない。
その一方で、命あるものの命を奪い、食べ物とすることで自分が生かされていることも
強く認識している。
したがって、食べ物に感謝し、供養し、手をあわせるのである。
これはなにも肉、魚類に限らず、植物に対しても同様だ。
ヴィーガンの主張するところよりも遥に深く生命の尊厳を大事にしているのだが、
なぜ彼らはこれを理解できないのか、理解しようとしないのか、実に不思議だ。