海外メディアは、北海道で6日未明に発生した地震を相次いで速報した。ロイター通信は「マグニチュード(M)6.7の地震が土砂崩れを引き起こして家屋を襲い、多くの人が閉じ込められてけが人が出ているほか、幾つかの地域で停電となった」と伝えた。
 
ロイターは、余震とみられる地震が起きていると報道。また、北海道電力泊原発で外部電源が喪失したが、非常用発電機で使用済み燃料プールの冷却が続けられたと報じ、原発への関心の大きさをうかがわせた。
 
AFP通信は、日本が地震の多発する環太平洋火山帯に位置し、6月に大阪北部地震、2011年3月に東日本大震災が発生していると紹介。今月4日には、人的被害や関西国際空港閉鎖などをもたらした台風21号が上陸したばかりだとも付け加えた。

(2018/09/06-09:15)
時事ドットコム