台風21号による大規模停電を受け、大阪府の松井一郎知事は7日、関西電力から復旧のめどが示されず、市町村に問い合わせが殺到し、災害対応に支障が出たとして関電に改善を要請した。一連の経過の検証と改善策の提示も求めた。

7日に関電も出席して府庁で開かれた防災・危機管理指令部会議で府が明らかにした。関電の営業所に電話がつながらず、ホームページでも長期間、停電状況の詳細が掲載されない状態が続いた。関電の担当者は「真摯(しんし)に受け止めて対応したい」と話した。【藤顕一郎】

毎日新聞2018年9月7日 23時15分(最終更新 9月7日 23時22分)
http://mainichi.jp/articles/20180908/k00/00m/040/174000c