※ たまたまスレ
2018/09/10 22:50
http://www.chosunonline.com/m/svc/article.html?contid=2018091003227

 韓国で3年ぶりに中東呼吸器症候群(MERS)患者が発生する中、この患者と(密接ではない)接触があったと把握されている韓国国内外の接触者417人のうち、外国人50人と連絡が取れていないことが分かった。

 保健当局は併せて、MERS患者の利用したリムジンタクシーを後から利用した乗客たちの特定も進めている。

 韓国疾病管理本部は10日午後、MERS患者の移動経路および接触者に関する中間調査結果の発表で「(密接な接触ではない)『日常接触者』に分類される外国人115人のうち、65人は把握できたが、残りの50人との連絡を試みている状況」と説明した。

 飛行機、空港などでMERS患者と接触しているにもかかわらず、韓国を訪問した外国人50人について十分な管理・対応ができていないわけだ。疾病管理本部は関係部署と協力して連絡先の把握を進めている。

 今年出されたMERSに関する指針では、「密接接触者」とは▲マスクや手袋・目の保護装備などを着用せずに患者と2メートル以内の距離にいた▲同じ部屋や病室に滞在した▲患者の呼吸器からの分泌物に直接触れた−これらの人を指し、それ以外の接触者を「日常接触者」として分類している。

 疾病管理本部によると、10日現在で「密接接触者」は21人、「日常接触者」は417人と確認された。当初は日常接触者を440人と発表していたが、外国人乗務員の一部がすでに出国したため417人に減少した。

 この人数には、MERS患者が仁川国際空港からサムスン・ソウル病院まで利用したリムジンタクシーに後から乗った乗客は含まれていないため、「日常接触者」の数は今後増える見通しだ。

ホ・ジユン記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版