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愛媛県今治市の松山刑務所大井造船作業場から4月に脱走し、約3週間にわたる逃亡中に
車や現金を盗んだとして、逃走や窃盗などの罪に問われた受刑者の平尾龍磨被告(27)の
論告求刑公判が12日、松山地裁(末弘陽一裁判長)で開かれ、検察側は懲役6年を求刑した。

これまでの公判で平尾被告は起訴内容を認めた。検察側は、規律違反をして刑務所の
安全対策の委員を外され、居場所がなくなったと感じ逃走した、と指摘した。

12日の被告人質問で、脱走中に尾道市・向島に潜伏していたことについて
「警察の捜査で交策の委員を外され、居場所がなくなったと感じ逃走した、と指摘した。

12日の被告人質問で、脱走中に尾道市・向島に潜伏していたことについて
「警察の捜査で交通渋滞が生じ、島民の生活や通学に負担をかけたことを反省している」と述べた。