橋下知事が新構想 伊丹廃港、跡地は日本の新都心に
http://www.asahi.com/special/08002/OSK200911030092.html

 大阪府の橋下徹知事が、2035年に大阪(伊丹)空港を廃止し、跡地を「日本の新都心」とする構想を描いていることが分かった。
東京のバックアップ機能を持たせた都市計画を示し、廃港に反対する地元を説得する狙い。
「関空リニア」や「英語特区」など構想は壮大で、実現可能性は未知数だが、関西3空港を巡る議論には波紋を呼びそうだ。

 構想は、知事の考えをもとに府の担当部局が作成。知事は11月半ばから伊丹周辺の自治体首長らに会い、同意を得たうえで国に伊丹廃港を訴える考えだ。

 構想では、伊丹空港の跡地に広域都市圏の政治・行政機能を集積させ、首都・東京が災害に遭った場合などにバックアップ機能を持たせる。
このほか、跡地に「英語特区」など外国語教育を進める「国際居住ゾーン」、
国際会議や医療施設、物流施設を集めた「商業・流通ゾーン」、
研究機関を集めた「研究開発ゾーン」のほか、
広大なセントラルパークなども造る。