「未婚女性は30万人から50万人ぐらいが中国に強制連行された…」 
ウイグル人らが人権弾圧の実態を報告(詳報)
2017.5.26 21:58

中国は今、日本を囲いつつある。中国はすべての地域を経済的に軍事的に、
そして日本が持っていない核ミサイルを使って、支配しようとしている。
中国は日本を含め、この地域全体を植民地化する意図があると思っている。
中国はミサイルや武器による大量破壊によって、この地域一帯を脅威にさらしている。

今、中国は国連や国際的なフォーラムの場で、
中国が人権侵害をしているかということについて、
声を上げること自体をやめさせようと必死になっている。

日本はパキスタンにおけるいかなるプロジェクトにもお金を出さないでほしい。
そして、パキスタンにバローチ人の基本的な権利を尊重するように、
日本がパキスタンに圧力をかけて伝えてほしい。

トゥール・ムハメット氏(日本ウイグル連盟)

主権、自治権、基本的人権の獲得がウイグル人の目標だ。
東トルキスタンは、今の中華帝国が押し出している「一帯一路」の中心地域だ。
これはバロチスタンの状況とまったく同じだ。われわれは独立国家を目指している。
なぜなら、東トルキスタンは不法に占拠された独立国家だから。
この東トルキスタンは数千年続いた独立国家の歴史がある。
近代は1933年から34年までの東トルキスタン、
44年から49年には東トルキスタン共和国を再建した。

中国はこの68年間、ウイグル人の民族浄化を続けている。
核実験による虐殺、生物実験による虐殺、人口侵略による支配がある。
中国人(漢民族)の人口が49年は4%だったが、今は50%に増えた。

計画出産で、ウイグル人は500〜800万人削減された。
未婚女性は30万人から50万人ぐらいが中国に強制連行された。

同化政策によってウイグル語の使用禁止、
イスラム教に対する強い制限が続いている。
中華文化への強制同化に抵抗した人には容赦ない弾圧と殺戮(さつりく)が続いている。
多くのウイグル人が政治犯として収監されている。
中国の刑務所にウイグル人が10万人いるといわれている。
われわれの独立、主権、民族自決権、基本的人権を獲得する戦いは続く。
ぜひ日本からわれわれをサポートする体制をつくっていただきたい。

つづく
https://www.sankei.com/smp/world/news/170526/wor1705260060-s2.html