地球が存在する限り枯渇しない燃料はウランでも石油でもガスでもなく、太陽光だろう。
また、水(H2O)も枯渇しないだろう。
なので、太陽と水で発電するのが最も合理的しかもクリーンだ。
つまり、最大限に水力発電を主力にすべき。
太陽は海洋や河川の水分のクリーンな成分だけをわざわざ水蒸気の形に変え、
天空の高い位置に導き降雨として地表に落下させる。
つまり、太陽は自らの熱エネルギーで地球表面の水分を、
人間が最もエネルギーとして利用しやすい「位置エネルギー」に変えてくれている。
無論、地域によって季節によっては、降水量だけではエネルギーが賄えない地域もあるだろう。
発電電力の国家全体でのバケツリレーは勿論の事、補助発電方式も視野に入れておく必要もある。
当然の如く、国家全体の電力網は一元的に管理されねばならない。
地域によって供給電力の余裕や料金に差が有ってはならない。
今回の地震は北海道の人間にとっては大きな不安であったが、
電力供給網や安定電力供給を原点に遡って見直すきっかけになるのなら、
意義の有る教訓と為るかも知れない。