>>930 をデマとしている人多いですけど、デマじゃないです。

日本はブラックアウトしないことと、平均停電時間が 5分いかない (災害がなければ無停電) ことをほこりにしているので、
そのややこしさから生じたオペレーションミスである可能性を私は未だに疑っています。

(燃料棒プール?1週間電気いらない状態だったからデマ)

大規模に、道北、道東をすぱっと落として道南での需給バランスに集中すべきだったのでしょうが、無停電神話を維持したかったのではないかと。
そして、ブラックアウトを恐れる必要はありません。電力網再稼働のための揚水発電所は十分に用意されています。

システムの設計においては複数の指標が用いられるのですが、

1. | 動いている | 壊れた | -> 壊れた / 動いている
2. | 動いている | 壊れた ... けど ... 復旧 | -> 復旧までにどのくらい時間かかった?
3. | 動いている場所 | 壊れた場所 | -> 壊れた場所 / 動いている場所

3. に着目しすぎです。1. が普段低すぎるので感覚くるってますけど、人命では 2. が重要なケースが多いです。

個別の発電所でなく、電力網の話 (より大きなシステム) になると話が変わります。協調動作ですね。
需給一致の原則についてはすでに散々記事が書かれていると思うのですが、そんな 50Hz -> 0.02秒ピッタリ合うわけないじゃないですか。。

それぞれに仕組みがあります。それを突破したということは「xx があってもブラックアウトした」可能性を否定できず、これが能力です。

復旧に関しては話がまた違います。足りているのであれば足りているだけ供給して届くところまで広げていけばいい。
足りていないのであれば話がややこしくなる。足りていないから諦める地域を作る。これが停電や輪番停電です。