第1ターミナル21日全面再開へ
09月13日 20時43分
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20180913/0007362.html

台風21号で被害を受けた関西空港について、石井国土交通大臣は、今月21日にも第1ターミナルが全面的に再開できる見通しを明らかにしました。

台風21号によって浸水の被害などを受けた関西空港は、B滑走路や第2ターミナルが再開されていて、14日には浸水したA滑走路と第1ターミナルの南側エリアの運用が再開される予定です。
こうした中で、石井国土交通大臣は13日夜、記者団に対し、第1ターミナルの北側エリアについても、今月21日の運用再開を目指す方針を明らかにしました。
これによって、浸水した第1ターミナルは、全面的に再開されることになります。
また、今月中の再開を見込んでいた空港に向かう鉄道についても、復旧作業が順調に進んでいることなどから、連絡橋の鉄道部分の橋げたに問題がないことが確認されれば、同じく今月21日に運転再開ができる見通しになったということです。
第1ターミナルと鉄道の再開の見通しが立ったことで、空港機能の大幅な回復が期待され、石井大臣は「関西空港の本格的な運用を一日も早く実現できるよう引き続き、関係者一丸となって取り組んでいきたい」と述べました。
一方、連絡橋の道路については、現在、修復の方法を検討していて、来週中に復旧時期を固めたいとしています。