本車はギアチェンジが無用であるという操縦性の利点から決して不評ではなく、
むしろ★トラブルは少ないとする運用部隊からの報告もある[2]。
従来型の機械式トランスミッションによる駆動方式は、パンター(45トン)以降の
重量級戦車においてファイナルギア(最終減速機)の故障による稼働率の低下が顕著で、
ドイツ軍における重大な問題であり、特にティーガーII(70トン)ではより重大な問題
になった。

しかしながら、モーターの量産に貴重な銅が消費されることは資源の乏しいドイツに
とって大きな問題であり、ティーガー(P)では不採用の一因となった。

タイガーは機動力がなく、パンターもトラブル多かったわけだが。