2018年09月13日 05:30
https://www.sponichi.co.jp/society/news/2018/09/13/kiji/20180912s00042000472000c.html

 愛媛県今治市の松山刑務所大井造船作業場から4月に脱走し、約3週間にわたる逃亡中に車や現金を盗んだとして、逃走や窃盗などの罪に問われた受刑者の平尾龍磨被告(27)の論告求刑公判が12日、松山地裁(末弘陽一裁判長)で開かれ、検察側は懲役6年を求刑した。

 被告は起訴内容を認めており、被告人質問で、脱走中に尾道市・向島に潜伏していたことについて「捜査で交通渋滞が生じ、島民の生活や通学に負担をかけたことを反省している」と述べた。弁護側は最終弁論で、作業場の対応に不適切な点があったと主張し結審した。判決は28日。