【中国】中国経済成長率、実際は公式統計の半分以下か 英調査会社が試算
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中国経済成長率、実際は公式統計の半分以下か 英調査会社が試算 「中国の公式統計はファンタジーだと考えており、真実に近いということもない」

[ロンドン 6日] - 中国の経済成長率は実際どの程度なのか──。
こんな疑問を抱くアナリストらが試算したところ、中国国内総生産(GDP)伸び率は、公式統計の半分、もしくはさらに低い水準であるかもしれないことが分かった。

中国国家統計局が先月発表した今年上半期のGDP伸び率は7.0%で、
政府が掲げる2015年通年目標に沿う内容となった。

こうした公式統計には、実際の景況感との矛盾を指摘する声が常に聞かれるほか、
そもそも14億人の人口を抱える新興国がなぜ、米国や英国といった先進国より
数週間も前に四半期データを公表することができるのかといった疑問も付きまとって
いる。しかも、中国がその後、公式統計を改定することはほとんどないにもかかわらずだ。


ロンドンに拠点を構える独立系調査会社ファゾム・コンサルティングの
エリック・ブリトン氏は「中国の公式統計はファンタジーだと考えており、真実に近いということもない」と話す。

同社は昨年、公式GDPの予想を公表するのをやめ、実際の成長率とみなす数値を
公表することを決めた。それによると、今年の中国成長率は2.8%、2016年わずか1.0%にとどまると予想している。

内部告発サイト「ウィキリークス」が公開した米外交公電によると、現在は中国首相を
務める李克強氏が、遼寧省党委書記を務めていた数年前、中国のGDP統計は「人為的」であるため信頼できないと語ったとされる。

ファゾム・コンサルティングは、李克強氏が当時、遼寧省の経済評価の際に重視するとした電力消費、鉄道貨物量および銀行融資の3つのデータを基にした、全国レベルのシンプルな指標を公表している。

それによると、実際の成長率は3.2%であることが示唆されている。鉄道貨物量の減少、トレンド成長を下回る電力消費を反映し、示唆された成長率は2013年終盤以降、公式統計から大幅にかい離している。


国家統計局にコメントを求めたが、回答はなかった。

先月の記者会見時には、公式統計に批判的な人は中国が利用するGDP計算方法
を完全に理解していないとして、統計は正確だと反論。数値の正確性については常に向上に努めていると説明した。