>>987
1991年代のバブル崩壊以降、日本の債務は右肩上がりに増えて来たのは、
@ バブル崩壊による不良債権をたくさん銀行など金融機関や企業か抱えてしまったこと。

その処理に10年以上も長くかかってしまった。

A 1989年にベルリンの壁が崩壊して、米ソの東西冷戦構造が崩壊して、
その後世界がグローバル化して来たこと。

それに、日本の経済や産業や企業が対応出来ず、
国際競争力がある新しい産業や企業が産まれて来なかったこと。

B 日本の社会が急速に少子高齢化して来たこと。

*消費税の増税は、確かに国民の負担を増して消費を減らし、経済に悪影響を与えるが、
同時に景気の動向に左右されないため、不況期でも毎年安定した税収を確保して
日本の財政の安定に寄与している面もある。

*なので、日本の不景気を何でもかんでも消費税のせいにするのは、無理があり過ぎる。

もし、消費税を増税して無かったら、今頃もっと日本の債務は巨大で、
日本の財政はもっと悪化していただろう。

・もう日本は手遅れなので、早く破綻させたほうが、
日本の金融や経済、国民や国内企業の負担や被害が少ないので
そのために消費税を減税や廃止を主張しているなら、まだ話は分かるが。

*日本の『純債務 対 GDP比』は、2016年で152%もあり、
財政悪化しているイタリアの120%よりも大きいから、
何らかの増税は必要だろう。

・消費税が嫌なら、それでも構わないが、消費税以外の何らか増税は必要だろう。