川で溺れた女児を救助し、のじぎく賞を受け取った山崎盛雄さん(右)と真輝君=姫路署
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川で溺れていた女児を救助したとして、兵庫県警姫路署は20日、明石市の自営業山崎盛雄さん(43)に県の善行賞「のじぎく賞」を贈った。

山崎さんは8月8日午後1時過ぎ、姫路市夢前町山之内の夢前川に家族で出掛け、長男(6)と2人で川遊びをしていた。少し離れた水面から、人の足の裏が突き出るように見えていたため慌てて近づくと、4歳の女児が深みにはまって溺れていた。急いで岸に引き上げたが女児の意識はなく、近くのアユ焼き場で救命措置ができる人を探し出したという。

その後、アルバイトの男性が胸骨圧迫(心臓マッサージ)を続け、女児は意識と呼吸が回復。救急車とドクターヘリで病院に搬送され、2日後には退院し、今は元気に過ごしているという。

山崎さんは「息子と変わらない年の子が怖い目に遭ったと思うとかわいそう。助かって本当に良かった」と話していた。(谷川直生)

9/21(金) 11:55
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