台風21号で被害を受けた関西空港の国際線の代替便として、香港を往復する便が10月に大阪(伊丹)空港で運航されることが決まった。国土交通省が21日発表した。国内の代替便はすでに運航しているが、国際線は初めて。一方、北側部分の閉鎖が続いていた関空の第1ターミナル(T1)が同日、全面的に営業を再開した。再開済みの第2ターミナル(T2)と合わせ、通常ダイヤの94%まで回復したことになる。

 国交省などによると、日本航空が10月17日未明の香港発伊丹便と、21日夕の伊丹発香港便の2便の国際線を運航する。伊丹では1994年に国際線定期便を廃止しており、チャーター便を除き、24年ぶりに国際線が発着することになる。



朝日新聞DEGITAL 2018年9月21日21時56分
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