早稲田大学卒元NHK記者の常習強姦事件裁判始まる

山梨、山形両県で当時20代の女性3人に性的暴行を加えたとして強姦致傷などの罪に問われた元NHK記者、弦本康孝被告(29)。
10日に山形地裁(児島光夫裁判長)で開かれた裁判員裁判初公判で検察側は、うち1件について弦本被告が取材先の懇親会で知り合った女性を乱暴したと指摘した。

冒頭陳述などによると、弦本被告はNHK甲府報道局富士吉田報道室(山梨県富士吉田市)に勤務していた平成25年7月、地元大学のサークル活動を取材。
同年12月11日〜12日未明にかけて学生サークルの懇親会に参加した後、女性をタクシーで自宅付近まで送った。

同日午前5時半ごろ、別の女性宅に侵入。
準備していたクロロホルムを染み込ませた紙タオルを押し当てるなどして乱暴した。
タクシーで送った女性については、翌26年春ごろ、留守宅に侵入し、下着や室内を撮影するなどした。

甲府放送局(甲府市)に異動した後の10月4日午前4時ごろ、再びこの女性宅に侵入し、寝ていた女性に馬乗りになり、口にストールを押し込み、「抵抗しなければ何もしない」と脅して乱暴したとしている。
山形放送局に異動した後の28年2月23日には山形市内で同様の事件を起こしたとしている。


Yahoo!ニュース(産経新聞) 2018/4/10(火) 13:50
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