『プレアデス星訪問記』 上平剛史 (たま出版)

宇宙太子「地球人類が滅亡へ向かう根本原因は、社会の基本に貨幣制度を敷き、競争社会を造っていることです。
我々の社会は貨幣経済は存在しません。貨幣がなくても、『必要な人が、必要な物を、必要な時に、必要な分だけ
受けられる社会』が確立されています。『真に平等で平和な社会』です。従って、地球人類が『真に平等で平和な
社会』を心から願うのであれば、現在の貨幣経済から一日も早く脱却しなければならないでしょう。法律により競争制
になっているのなら、その法律を廃止しなければなりません。我々の社会では、『万人の人間はすべて平等な生活を
営めるものでなければならない』というのが基本です。『全体に奉仕することで自分も幸せになる』という、『平等の基本』
があるのみです。従って、争いや戦争はありません。」(p60〜p61)

パトリア「地球人類は学問的知識を覚えるのに、専ら暗記力に頼るようですが、我々の社会ではそのような苦労はしません。
(中略)脳に記憶を植え付け、脳に知識をレコーディングしていきます。年齢別のレコ−ディングの種類、量も決められて
います。その為に、図書館にはあらゆる分野の知識が詰まったチップが揃っています。チップをレコーディングマシンに
嵌めて、知識を脳に流し込んでやるだけで、物理なら物理の知識が記憶されます。(中略)やがて、普通課程をこなしながら、
得意分野を深く学び、将来はその分野で社会に奉仕するわけです。得意分野には飛び級があり、自分の能力に合わせて
進んでいけます。」(p121)

『ギャラクティックファミリーと地球のめざめ』(ジャーメイン&サーシャ)訳:鏡見沙耶

『プレアデスの経済システムは、「等価システム」と呼ばれている。

例えば、私が水の入ったペットボトルをつくり、ある人は洋服を作るとします。その人が
私のところに来て「水を下さい」と言うと、私はその人に好きなだけ水をあげます。その人
は私にお金を払うでしょうか?お金は存在しないので勿論払いません。ある日、私は
ドレスが必要になります。私は、その人のところへ行って、「ドレスを下さい」と言います。
その人は喜んで私にドレスを作ってくれます。

何故なら、その人にとってはドレスを作ることが人生最大の喜びだからです。私にとっては、
ボトルに水を詰めることが最大の喜びです。その人は私にドレスを作ってくれましたが、
それに対して私はお金を払いません。』(p27〜28)