>>179
@米うまい
A酒うまい
B魚うまい
歴史的に言うと全然違う。
@米まずい
昔の新潟平野特に亀田あたりは湖と見まごうような湿田で稲の育成には最低の環境。
余りのまずさに鳥も喰わない「鳥またぎ米」と蔑まれていた。
大正(だっけ?)に大河津分水が出来て信濃川の水がコントロールできるようになり
乾田化してからやっとまともになって来た。
コシヒカリも味が良いそれがどうした?味なんかどうでも良いから沢山採れる米が欲しいんだよ!
と危なく打ち捨てられる所だった。
コシヒカリは肥料をやると栄養が皆米粒に行ってしまうので(それ故に旨いのだが)
頭が重くなり直ぐ倒れてしまい非常に育てるのが難しい。
倒れないようにする技術はずっと後に成って確立した。
A酒まずい
という訳でもないが、酒造りとしては後発・後進地帯。
ドラマの「蔵」を見ると分かる通り酒造りの本場は昔の先進地域の近畿地方。
いかに優れた灘伏見の杜氏を呼べるかで酒の味が決まった。
ちなみに生産量では1兵庫(灘)27.6%2京都(伏見)16.6%3新潟8.8%
で依然として近畿からず〜っと引き離されている。
B魚まずい
漁獲量ランキング第一位は当然北海道ぶっちぎり堂々の百万トン越え
全国平均で9.6万トン
東京都17位6.8万トン
新潟なんと東京より下の25位 全国平均にも及ばない3万トン
北海道の1/30以下、全国平均の1/3以下、東京の半分以下
つまり漁獲量が少ない=流通しない=新鮮な魚が手に入れにくい=まずい

新潟(越後)の食の歴史の99%は米まずい酒大した事ない魚手に入れにくいで
当然まともな料理なんか無くて雑穀食って命を繋いでいた歴史。

最近ちょっと風向きが良くなったからと言ってホルホルするのは越後人として恥ずかしい。