SNSを通じて知り合った10代の少女に現金を渡す約束をしてわいせつな行為をしたとして8月、児童買春などの疑いで逮捕された津市の元収税課長に対して、市は28日付けで停職6か月の懲戒処分としました。
元課長は28日付けで依願退職したということです。

処分を受けたのは津市の54歳の男性の元収税課長です。

市によりますと元課長はことし7月、亀山市内のホテルでSNSを通じて知り合った18歳未満であることを知りながら県内の10代の少女に現金3万円を渡す約束をした上で、わいせつな行為をしたとして児童買春などの疑いで逮捕され8月、津簡易裁判所から罰金50万円の略式命令を受けました。
津市によりますと元課長は「職場や市民に申し訳ない」と事実関係を認めているということです。

このため、市は28日付けで元課長を停職6か月の懲戒処分とし、元課長は28日付けで辞職したということです。
津市の荒木忠徳総務部長は「公務員としての自覚以前に人としての自覚に欠けるものであり、市民の信頼を損ねたことにおわび申し上げます。全職員がみずからを律する意識を持って信頼回復に努めたい」と陳謝しました。

09月29日 10時22分
三重 NEWS WEB
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