沖縄県名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前では、沖縄防衛局が設置した高さ約4メートルの柵が倒れた。歩道と国道329号の片側1車線をふさいだ。

 柵は防衛局が7月、新基地建設反対の市民が座り込んでいる場所に建てた。「歩行者の安全対策」を名目としたが、かねて危険性が指摘されていた。

 29日、現場を目撃した名護市の男性(61)は「大きな台風が来るのが分かっているのに何も対策をしない防衛局のいいかげんさに怒りを覚える。車に倒れたら大事故になっていた」と話した。


沖縄タイムス 2018年9月30日 09:09
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/322351