関西空港、計画閉鎖の指針作成へ 事前告知で混乱防止
2018年10月1日 12:42
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 関西空港を運営する関西エアポートは1日、台風が迫る際に進路や規模を判断し、必要に応じて滑走路の閉鎖予定を告知する計画閉鎖のガイドラインを作成する方針を明らかにした。台風24号への対応で異例の閉鎖予告を実施しており、こうした取り組みを浸透させて事前に混乱を防ぐ狙い。
 関西エアの西尾裕専務執行役員が記者会見で明らかにした。台風の進路は直前に変わることもあるため、柔軟に対応するとしている。
 9月上旬の台風21号では、関空がある空港島と対岸を結ぶ連絡橋に強風で流されたタンカーが衝突し、一時約8千人が空港島内に取り残された。