英国BBCが韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と北朝鮮の金正恩国務委員長のノーベル平和賞受賞の可能性について報じた。

BBCは1日(現地時間)、「ブックメーカー(賭け屋)は韓半島(朝鮮半島)の緊張を緩和した文大統領と金委員長がノーベル平和賞を受賞するとみている」とし「トランプ大統領も候補に挙げられているが、ブックメーカーの予測が常に当たるわけではない」と伝えた。

これに先立ち、英国ブックメーカー「ナイサーオッズ(NicerOdds)」は文大統領と金委員長の共同受賞のオッズを最低1.53から最高2.20としている。また、ラドブロークス(Ladbrokes)も文大統領と金委員長の共同受賞のオッズを1.66と、最も高く予想している。金委員長とトランプ大統領の共同受賞の可能性も高い順位を記録した。

一方、今年のノーベル平和賞候補の受付は南北首脳会談と米朝首脳会談が開かれる前だった今年2月1日に締め切られている。したがって、文大統領、金委員長、トランプ大統領は候補に入らなかったとも言われている。

2000年、故金大中(キム・デジュン)元大統領が民主主義と人権、南北和解と平和のために努力した功労が認められ、韓国人で初めてノーベル平和賞を受賞した。平和賞は5日発表される予定だ。

2018年10月02日15時11分
中央日報
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