時事通信 2018/10/07-16:04

【シリコンバレー時事】レジに並ばずに自動精算で買い物ができる小売店が、近く日本に登場する。
米新興企業スタンダード・コグニションは、日本企業と組んで来年初めに試験店舗をオープンする方針だ。
マイケル・サスワル最高執行責任者(COO)は「2020年の東京五輪までに3000店に導入したい」と意気込んでいる。

レジのない自動精算店では、客が商品を棚から取ったり戻したりするのをカメラなどで認識。スマートフォンのアプリを通じ、店外に持ち出された商品だけに課金する。
精算待ちの時間を節約でき、店側の省力化にもつながる。

米国では、インターネット通販最大手アマゾン・ドット・コムが今年1月、この仕組みを備えたコンビニ「アマゾン・ゴー」を開店。
シアトルとシカゴで計4店舗を展開するが、日本進出の計画は明らかにしていない。

自動精算の試験店舗内に立つ米スタンダード・コグニションのマイケル・サスワル最高執行責任者=3日、米サンフランシスコ
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https://www.jiji.com/jc/article?k=2018100700312&;g=eco